設立経緯と目的
環駆科技(FUNDRIVE)は、中国ピンイン読みで「環=Huan」、駆動を意味する「駆=Drive」を組み合わせた社名を持つ、駆動技術を中核としたグローバル企業です。約30年にわたり樹脂ギヤの開発・製造を手がけてきた深圳のサントーノと、ギヤ・駆動技術を強みとする浙江双環伝動系の事業統合により、4年前にFUNDRIVEとして設立されました。
この統合により、樹脂ギヤと金属ギヤを組み合わせたギヤボックス全体の設計・開発から量産までを一貫して対応できる体制を構築し、より高度で柔軟な駆動システムの提供が可能となりました。
こうした背景のもと、日本市場におけるお客様への技術対応力と提案力を強化するため、2025年3月末に環駆科技香港有限公司の日本支店として「FUNDRIVE JAPAN」を設立しました。日本支店は香港本社の支店という位置づけ(日本法人ではありません)ですが、日本のお客様との円滑な取引および技術コミュニケーションを目的とした開発拠点として機能しています。事業年度は香港本社と同様、1月から12月です。
日本支店の主な役割は、お客様の要望に基づくニーズ開発と、それに応えるための技術提案(シーズ開発)です。開発対象はギヤボックス全体を中心とし、プラネタリーギヤAssyなどのサブアッセンブリ単位での設計開発にも対応しています。お客様側でケーシング等を設計済みの場合でも、内部ギヤ構成の検討や、既存サプライヤからの転注検討(ODM~OEM、転注案件)など、お客様のニーズに応じた柔軟な対応が可能です。
なお、ギヤ単品での開発案件については、日本支店が窓口となりつつ、中国本社で開発を行うケースもあります。ギヤボックス開発においては、モーター、PCB、センサー類の有無を問わず対応可能であり、材料についても樹脂・金属いずれにも対応します。生産は中国またはベトナム拠点で行い、試作については納期、精度、数量を考慮したうえで、日本または中国で製作します。
FUNDRIVE JAPANは、日本のものづくり現場に寄り添いながら、グローバルな開発力と生産体制を活かし、お客様の製品価値向上に貢献することを目的としています。